Webマーケティング基礎

起業で失敗しないためにやるべきたった1つのこと

こんにちは!ゆうみです!

この記事は過去に1度起業したものの、売上が立たずに1年で閉業してしまった経験のある私が、起業で失敗しないために「これをやっておけばよかった!!」と後悔していることを紹介します。

この記事はこんな方におすすめです。

・起業前に失敗しない方法を知っておきたい人
・起業1年目から黒字で売上を上げていきたい人

この記事を読めば、起業初期でもビジネスを制して売上を上げる方法がわかります。

起業で失敗しないためにやるべきたった1つのこと

結論から言うと、起業で失敗しないためにやるべきことは「マーケティングを極めること」です。

マーケティングとは、商品やサービスを売るための仕組みを作ること。

具体的には顧客のニーズを探るための市場調査、商品企画、開発、商品を知ってもらうための広告宣伝活動など商品を販売するまでに行うこと全般を指します。

マーケティングを極めるとどうなるか

マーケティングの神様と呼ばれるドラッカーはマーケティングの究極のゴールは営業活動をなくすことと提言しています。

世の中にある多くの企業は基本的には営業部があり、他の企業や個人に向けて営業活動をして商品を販売します。

営業活動というと全てではありませんが、売り込みを行ったり、何件も電話をかけたりとゴリ押ししてやっと購入してもらうというネガティブなイメージがありませんか?

これらはマーケティングを理解していないために起こる現象で、時間と労力をかけて営業活動を行っても売上につながらず疲弊してしまう人はとても多いんです。

私の場合はそもそも営業活動自体が苦手だったので、何をどうしたら届けたい相手に自分の商品を知ってもらえるのかが分からずに断念してしまいました。

「マーケティングを制するものはビジネスを制する」

といっても過言ではないほど、マーケティングを極めることはビジネスが上手くいくためにとても重要です。

営業せずに商品が売れるパターン

マーケティングの究極のゴールである「営業活動をなくすこと」を実現させるためには、営業せずに商品が売れるパターンを理解する必要があります。

これは大きく分けて2つのパターンがあります。

①最初から欲しと思っている人を見つけて商品を販売する
②興味はあるけれどまだ欲しいとは思っていない人にWeb上で教育する

①最初から欲しと思っている人を見つけて商品を販売する

1つ目は、初めから商品の購入したいと思っている人に対して商品を販売する方法です。

この場合は、自ら商品やサービスについて調べているので初めから購買意欲が高い人がほとんどです。

元々興味がある人はGoogleやYahooで検索して調べていることがほとんどなのでWeb上に商品を購入するまでの導線を作るこで営業活動をすることなく商品を販売することができます。

②興味はあるけれどまだ欲しいとは思っていない

もう1つのパターンは、商品に対して興味はあるけれどまだ欲しいと思っていない人に対してWeb上で教育する方法です。

Web上で教育するというのは、商品が必要なターゲットに届けることを想定して発信活動を行うことです。

ターゲットに刺さる発信ができれば、売り込みをしなくても自然と商品が売れる仕組みを作ることができます。

なぜこんなことができるのかというと世の中には興味はあるけれど欲しいとまでは思っていない層がとても多いからです。

あなたも「あったらいいけど、買うまでではないんだよな」と思った経験はありませんか?

例えば自然農法でていねいに作られたナチュラルワイン。
興味はあるけど普通のものより高いし、買うまでではないかなと思ったとします。

しかし、SNSを見ていたらそのナチュラルワインのアカウントが出てきて、ワインを作る農家さんの想いや他のワインとの違い、この時期だからこその美味しさを紹介されていたらあなたはどう感じますか?

もしワインが好きな人なら「一度飲んでみたい!」と思って商品ページから購入するかもしれません。

これがいわゆる「Web上で教育する」ということです。

Web上で教育できる導線ができあがれば、興味のある層が自分の意志で商品を購入してくれるので営業活動をする必要はなくなります。

人がものを購入しない理由は?

上の章で「興味はあるけど買わない層はたくさんいる」とお話ししましたが、そもそもなぜ商品に対して興味があるのに購入しないのでしょうか?

実はこの”欲しいけど買うまでではない理由”を理解することができればWeb上で教育することはとても簡単になります。

人は必要性と緊急性がないと行動しない

結論から言うと、欲しいけど買うまでではない人の多くは必要性と緊急性を感じていないからです。

人は必要性と緊急性の2つを感じた時は迷わず行動して商品を購入するのです。

例えば、あなたが朝起きて歯がとても痛かったとします。
自分ではどうすることもできないくらい痛い場合は、当日に行ける歯医者さんを探して受診するでしょう。

これが必要性も緊急性も高い状態です。

普段なら「歯医者さんに検診にいきたい」と必要性を感じていたとしてもなかなか行動できていなかったかもしれません。

歯が急に痛くなったという”緊急性”が出たことにより、迷わずに行動できるようになったということです。つまり必要だと思っているけど買わない。このブレーキを取っ払うのが「緊急性」です。

売れない営業マンの典型的なパターン

世の中の売れない営業マンは必要性ばかりを説明する人がとても多いです。

商品の魅力について説明することはとても大切ですが、必要性だけを説明してもその先の購入までには繋がりません。

逆に売上を上げる営業マンは商品に興味を持っている人に対して「今買わなきゃ」と思わせるような緊急性の提示がとても上手です。

あなたも「期間限定」や「今回限り割引」と言われてものを購入した経験はありませんか?

普段自分が買い物をする時に必要性と緊急性を意識してみることも自分が商品を販売する上でとても勉強になります。

自分が心を動かされたセールスコピーをメモする習慣をつけるのも、あとから見直せて自分のサービスに応用できるのでおすすめです。

まとめ

今回は起業で失敗しないためにやるべきことということで、Webマーケティングについてお話ししました。

起業で失敗する状態とは多くの場合、売上が立たないまま運転資金がなくなってしまうことです。

しかし、Webマーケティングを極めて商品の企画から購入までの導線を整えることができれば、営業活動をせずに商品が売れる仕組みを作ることができます。

具体的に、営業活動をせずに商品を売るパターンは2つ。

・最初から欲しいと思っている人を見つけて商品を販売する
・興味はあるけれどまだ欲しいとは思っていない人に教育する

そして、Web上で興味はあるけど買うまでではない人を教育するには

必要性×緊急性を伝えることが大事だということをお話ししました。

これから起業するところで失敗したくない!と思っている方はぜひこの記事の内容を参考に自分のWebサイトやSNSのアカウントを作成していただければ嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。